|
ピアノの世界への第一歩、ファーストステージ
|
|
12週間で両手弾きを目指してみましょう。
(もちろん、進む早さはその人のペースで構いません。あくまでも挑戦としてです。)
このボリュームが終わる頃には、両手でピアノを弾けているはずです。
ファーストステージでは、まずト音記号1段譜と最も簡単な譜面
だけ使います。
|
|
ファーストステージの特徴、そしてどんな風に始めようか |
|
最初は、本当に簡単な「全音符でド・レ・ミだけ、そして1曲4小節」という所からスタートします。
全音符から始める理由は、まず最初に普段使う一番長い音符を数えられるようにしておき、その後それの半分、そのまた半分、というように2分音符、4分音符を習得していった方が分かり易いからです。
1/4のケーキを4個あわせて1個にするより、1個のケーキを1/4にする方がシンプルでイメージしやすいのと同じ理由です。
その後、系統的に、そして段階的に楽譜の「部品」が増えてゆきます。
ダマーズ氏のお言葉を拝借すれば「急に難しくならず、全て段階的に事が運んでゆく構成」である点です。
練習曲は全部で約170曲あります。「うわぁ!」と思われたかもしれませんが、
1曲の長さは4から最大16小節までの物しかありません。これは集中力の続く範囲内を考え、「弾き始めたら途中で止まったり弾き直したりしない」を習慣付ける為でもあります。
大曲を素敵に弾くことも、4小節をしっかり弾くことから始まります。
|
|
どんな中身? |
|
タイトル |
内容 |
|
ぜんおんぷでドレミ |
全音符と真ん中のド・レ・ミ
|
2P9曲 |
ファとソとふてん2分おんぷ |
付点2分音符 真ん中のファ・ソ
|
4P10曲 |
2分おんぷと4分おんぷ |
2分音符 4分音符 初めての連弾
|
6P12曲 |
ド上と休み |
上のド 4分休符
|
6P14曲 |
タイとソの位置 |
タイ 「ソ・ラ・シ・上のド・上のレ」 |
9P26曲 |
ドの位置とソの位置 |
ここまでのおさらいです
|
7P22曲 |
オクターブとおさらい |
オクターブを初めて両手を使って弾きます
|
9P25曲 |
6度の音 |
「オクターブ」の6度の音版です
|
7P22曲 |
10度の音 |
「オクターブ」の10度の音版です
|
11P30曲 |
フォルテとピアノと両手弾き |
強弱も付けてみます。左右違うリズムに |
4P5曲 |
両手ステップ1 |
この辺りは完全に左右違うリズムです。小曲も |
3P4曲 |
両手ステップ2 |
32小節の曲に挑戦します
|
5P7曲 |
|
|
|
菊倍版全96ページ。定価1,200円+税
ISBN4-87390-844-2
|
|